20221019 薬師丸ひろ子 @ bunkamuaオーチャードホール

約3年ぶりに薬師丸ひろ子さんのコンサートを観に行ってきました。
コロナでずれ込んでしまいましたが40周年コンサートです。

1曲目、静かなイントロからひろ子さんの第一声、その美しいハイトーンボイスと声量に思わず感嘆の声が出てしまいました。
新曲、定番曲、アルバム収録の隠れた名曲を織り交ぜながら40年を振り返っていきます。
昨年無観客で行われた配信コンサートで披露されたバイオリン1本のみをバックに歌い上げるアコースティックバージョンや、休憩を挟んで第二部ではメドレーで多数の曲を紡いでいくなど、興味深い演出もありました。

アンコールでは最近の作品から2曲やったりするのも、自分が単なる懐メロ歌手ではない現在進行形のアーティストであるという自信の表れだと感じましたね。

とはいう物の、やはり本編終盤の角川映画主題歌4連発での盛り上がり方は凄かった!
今回は、探偵物語〜メインテーマ〜セーラー服と機関銃〜Woman -Wの悲劇より- という流れ。
メインテーマは南佳孝作曲のラテンぽいリズムの曲ですが、ドラムが後半に向かってエキサイトしていくのも生だからこそ感じられた所です。
セーラー服と機関銃が終わると割れんばかりの拍手喝采

そして日本音楽史に残る奇跡の名曲Woman。
ひろ子さんが音楽活動を再開された頃にFNS歌謡祭で歌われた時には、「さすがにもうあの頃のようには歌えないよな」というのか正直な感想だったのですが、活動が活発になるとどんどん安定感は増していき、今では当時を超える表現力をもって歌われるようになりました。
38年経った現在、生でこの歌が聴けるという事に感謝です。

前回のコンサート会場で販売されたTシャツを着て行ったのですが、ロックのライブと違って、こういうのを着てくる人は他に居なかったですね。

今回は2階1番後ろという席でしたが、音の良さには驚きました。
来月は東京国際フォーラムで追加公演。もう少し前で観たいなぁ。